この記事は「データベーススペシャリスト資格に興味はあるが、どのようなものか?どう学ぶのか?」という方向けに、具体的な内容と私自身の挑戦ログをお伝えする。学び中の方や、これから学ぼうとされる方の参考になれば幸いだ。
今回は知識(学習のしかた)およびSQL(確認ドリル)について書く。
※この記事のSQLはGoogle Big Queryに準拠
知識(学習のしかた)
前回おさらい
- データベーススペシャリスト資格について「そもそも何?」「大事なポイントは?」「何の役に立つの?」は過去記事にてまとめ済
- 本試験について過去問ベースの学習を進めていく。
試験の概要
- 午前1、午前2、午後1、午後2の4部構成。4部すべて合格することで資格取得
- 午前1は四択が30問(6割で合格)、午前2は四択が25問(6割で合格)、午後1は長文問題を3題のうち2題選択(6割で合格)、午後2は長文問題を2題のうち1題選択(6割で合格)
学習のしかた
- 午前は知識問題なので隙間時間で学習、午後は実技問題なのでまとまった時間で学習。
- 午前は過去問を中心にインプットし、6割以上取れるようアウトプットトレーニングする。(過去問の流用が多いので、過去問は必ず取れるよう複数回繰り返し練習する)
- これは他の高度資格と同様。
- 午後はクセがある。目的は本試験で合格点を取ることだが、そのためには「作問者の要求に沿い(独自性は不要)」「情報を読み取り、パズルのように答えを埋めていく」ために手を動かす相当数のパターントレーニングが必要。
- これも他の高度資格とベクトルは同様。論文形式ではないが「解法のパターン」および「時間内に終わらせる工夫」への慣れは必須。
- 午後1と午後2はベクトル・必要知識・テクニックは同じ。午後2のほうが規模が大きく入り組んでいるので、集中力を維持する体力勝負になる。
- 具体的には、「午後1試験問題を2問、午後2試験問題を1問」のスパイラルを3回は繰り返す。
- 大事なのは、1問1問をすぐ終わらせる(解いて、合ってるか見て、終わらせる)のでなく、約2倍以上の時間をかけて丁寧に、”問題の研究”をすること。
問題の研究とは
- 問題の分析。本文の中に、答えに必要な情報がどのように埋め込まれているか確認する。つまり答えの根拠をハッキリさせる。この分析を積み重ねると段々解けるようになる。
- 専門知識の習得。不明な知識・用語が出てきたら確認する。
9月22日復習時追記
- 午前、午後ともに、ここに記載の対策は完了している。
- とりわけ、午後問題について”問題の研究”をすることで解けるようになる、というのは実感がある。
問題035(SQL確認ドリル)
問題文
- 「sales」テーブルから、もっとも古い日付・時刻(date_time)を取得してください。
- カラム名は「oldest_datetime」とします。
order by,limitのおさらい
- order byは並び替えをおこなう。ascが昇順、descが降順。
- limitは表示数を制限する。
- 今回はこれらを組み合わせ、以下のとおり。
考察
- データベーススペシャリスト資格について。今回は学習の仕方について復習した。特に午後試験の特徴と対策だ。また、SQLの確認ドリルを解いた。お題はデータの並び替えだ。
- 考察。人生に閉塞感を覚えている方に「人生はゲームなのだろうか?/平尾 昌宏/ちくまプリマ―新書」はおすすめだ。イメージしやすい「ゲーム」をお題に思考と対話の手法を楽しく学ぶうちに、ゲームと対比される「人生」の広がりと奥深さが鮮やかに見えてくるからだ。
考察のシンプル化と英訳(練習中)
- I feel my life open and interesting. there are many routes.
- (人生はオープンで面白いと思う。そこにはいくつもの道がある)
参考資料
- 2022年度版 ALL IN ONE パーフェクトマスター データベーススペシャリスト/TAC
- 集中演習 SQL入門/木田和廣/株式会社インプレス(SQL確認ドリル)
- 人生はゲームなのだろうか?/平尾 昌宏/ちくまプリマ―新書
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