この記事は「データベーススペシャリスト資格に興味はあるが、どのようなものか?どう学ぶのか?」という方向けに、具体的な内容と私自身の挑戦ログをお伝えする。学び中の方や、これから学ぼうとされる方の参考になれば幸いだ。今回は知識およびSQL(確認ドリル)について書く。(SQLはGoogle Big Queryに準拠)
また、考察においてキャリアコンサルタント資格の挑戦ログについても記述する。
実技演習(午後試験アウトプット)
意識するポイント
- 昨日から引き続き、プロセスに加えて、時間配分も意識した実技練習を楽しみながら1日1問実施を継続している。
- 3つのポイント回答計画、試験のクセの把握、確信・冷静回答に注意しつつ実施。
- ここで大事なのは、どのような問題が出ても6割以上取ることなので、答えを暗記するのでなくプロセス・時間配分のやり方を練り上げることだろう。
- 十分な練習と平常心はどの試験区分でも大事。「ここまで練習したのだから、その通りにやれば確実に解けるはず。解けない場合、他の人も分からないのだからこだわりすぎない」という気持ちも大事。(目的は6割の取得なのだから)
解いた問題
- 今回は平成31年度午後2問2を再度実施した。
- この問題は「ER図とスキーマの完成」および「新業務の対応」に関するもの。
ポイントごとメモ(回答計画)
- まず回答計画を冒頭10分で立てた。設問1がマスタ系の穴埋め、設問2がトランザクション系の穴埋め、設問3が新業務への対応であった。
- 設問1と2が6ページ、設問3が3ページといつもの構成。
- そこで、冒頭の計画10分、設問1が40分、設問2が35分、設問3が25分、最終チェックを10分と配分した。(合計120分)
- そのうえで、各設問が本文のどのあたりに対応するかアテをつけたうえで、本文へ
ポイントごとメモ(慣れ・冷静回答)
- 次に設問1から取り掛かった。慣れ・冷静回答として、本文の大事な部分をピンポイントで確認するため、本文・図・スキーマと設問の紐づけおよび仮説検証アプロ―チ(元々いくつか業務ごとの概念データモデルパタンを頭に入れておきつつ、試験のER図・スキーマを突き合わせる)を実施。
- また、設問3は新業務なので、昨日学んだ3原則を実施。
- 結果として、主要な部分はほぼ回答できた。明日は答え合わせを行い、プロセスの正当性やコツの再確認を行いたい。
問題119(SQL確認ドリル)
問題文
- salesテーブルから、顧客あたり平均注文数を求めてください。
- 結果テーブルは、顧客数(users)、注文数(orders)、平均注文数(avg_orders)の3カラムとします。
- なお、avg_ordersは四捨五入して小数点以下第二位まで表示してください。
roundのおさらい
- まず、「顧客あたり」とあるのでgroup byを用いるのかと考えたが、必要な結果テーブルを良く見ると「単純に顧客数と注文数の総計をそれぞれ求めて、割り算して平均を出すだけ」とわかる。
- そこでcount distinctを用いる。なお、四捨五入についてはroundを使い、引数に2を指定する。
- 具体的には以下のとおり。
考察
- データベーススペシャリスト資格について。午後試験対策としてH31午後2問2を再度解き、解答プロセスを練り上げつつ実技慣れした。また、SQLの確認ドリル(salesテーブルから、顧客あたり平均注文数を求める)を解いた。
- キャリアコンサルタント資格について、倫理感の一部を学んだ。守秘義務・信頼失墜行為の禁止義務の遵守は大原則として、とくに「自己の力量とできる範囲を見極めつつ、自己研鑽に励む」点は重要と感じた。”生涯にわたるキャリア形成”は、生涯にわたり考えるテーマだと思うからだ。
考察のシンプル化と英訳(練習中)
- I think living a better life is a lifelong theme.
- (良い人生を生きることは、生涯にわたるテーマだと思います)
参考資料
- 集中演習 SQL入門/木田和廣/株式会社インプレス
- 2022年度版 ALL IN ONE パーフェクトマスター データベーススペシャリスト/TAC
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