データベーススペシャリスト資格|2022年10月挑戦ログ 9月1日|DB実技演習(午後試験アウトプット・ER図とスキーマ突き合わせ手順)|SQL(確認ドリル)

高度IT・基礎知識

この記事は「データベーススペシャリスト資格に興味はあるが、どのようなものか?どう学ぶのか?」という方向けに、具体的な内容と私自身の挑戦ログをお伝えする。学び中の方や、これから学ぼうとされる方の参考になれば幸いだ。今回は知識およびSQL(確認ドリル)について書く。(SQLはGoogle Big Queryに準拠)

また、考察においてキャリアコンサルタント資格の挑戦ログについても記述する。

実技演習(午後試験アウトプット)

意識するポイント

  • 昨日から引き続き、プロセスに加えて、時間配分も意識した実技練習楽しみながら1日1問実施を継続している。
  • 3つのポイント回答計画試験のクセの把握確信・冷静回答に注意しつつ実施。
  • ここで大事なのは、どのような問題が出ても6割以上取ることなので、答えを暗記するのでなくプロセス・時間配分のやり方を練り上げることだろう。
  • 十分な練習と平常心はどの試験区分でも大事。「ここまで練習したのだから、その通りにやれば確実に解けるはず。解けない場合、他の人も分からないのだからこだわりすぎない」という気持ちも大事。(目的は6割の取得なのだから)

解いた問題

  • 今回は平成27年度午後1問2を実施。
  • この問題は「ER図とスキーマの完成」および「SQL」に関するもの。

ポイントごとメモ(回答計画)

  • まず回答計画を冒頭5分で立てた。問題の最初に「データベースの設計に関する」とあるので「ER図とスキーマの完成」が主の問題と予測。次に設問を見て、設問1がそうであることを確認。
  • また、設問2はSQLであることを確認。
  • そして設問1は図1・図2に係るもので、本文を全て読む必要があるが、大きくマスタ系(組織・顧客)、トランザクション系(案件、受注)に分割していることまで確認。
  • そしてトランザクション系(案件、受注)が設問2に関係していそうだな…と確認。
  • 以上から、設問1には20分使い、設問2に15分使う配分で決定。

ポイントごとメモ(慣れ・冷静回答)

  • 次に設問1に取り掛かった。慣れ・冷静回答を発動するため、まずER図とスキーマの突き合わせを開始。この手順が明確でなかったので、今回再確認した。
  • 具体的には、まずスキーマ側の外部キーを全てCHKしリレーションが存在するか見る(主キーと外部キーを兼ねているものに注意)。なければ1:多で仮置きする。次にスキーマ内でスーパタイプとサブタイプ、連関エンティティが疑われるものを確認する。
  • 事前にこれをやっておくと、本文を読む際に仮説検証アプローチ(おそらくこうだろうと予測し、確証を得る)が出来る。これが肝。
  • なぜなら…いきなり本文を読むのは愚策。そもそも今読んでる本文が、設問のどこに該当するのかわかってないと1行読むたびに考え込むことになってしまうから。だから、本文と設問の該当箇所当てつけは回答計画時点で必須
  • また、事前にER図とスキーマを見てアテをつけておくことも必須。でないと、本文の表現だけを見て予測を立てることになるので、やはり1行読むたびに考え込んでしまう。すなわち…本文の大事な部分をピンポイントで確認するため、本文・図・スキーマと設問の紐づけおよび仮説検証アプロ―チ(元々いくつか業務ごとの概念データモデルパタンを頭に入れておきつつ、試験のER図・スキーマを突き合わせる)は必須となる。
  • なぜなら…「該当箇所紐づけ+アテ付け」をある程度やった状態だと、かなりサクサク回答でき、安心感があった。それでもやはり設問1には16分ほど要したし、2~3か所抜けが発生した。
  • 確実に点が取れるところで取るため、このプロセスはトレーニングして体で覚えたいところ。
  • なお、設問2-(2)は受注見込みと売上見込みの差異の理由を問う問題であり、仮説検証アプローチがやはり有効であった。一瞬考える。「受注と売上がずれるのは…途中で失注したとか?そもそもいつから受注見込みを立ててるのだ?見込みが薄いものまで受注見込みにしてたら、それは失注するだろ…」と。そして本文を見て見ると、受注見込みを作るのは”商談中”で、そのあと担当工事部が決まってから受注明細を作ると記載があるので、ラグがあることが読み取れる。そしてこれが正解だと分かる。

問題115(SQL確認ドリル)

問題文

  • customersテーブルから、都道府県(prefecture)別に
  • 会員登録日(register_date)が「null」の顧客をカウントし、
  • 該当する顧客の多い順にトップ3の都道府県に絞り込んでください。
  • 結果テーブルはprefectureとusersの2カラムとします。

group by, where, countのおさらい

  • まず、「都道府県別に」はgroup byを使用すると考える。
  • 会員登録日がnullはis null関数を使用すると考える。
  • カウントはcount、トップ3は”order by 列名 desc”と”limit 3″を組み合わせると考える。
  • 具体的には以下のとおり。

考察

  • データベーススペシャリスト資格について。午後試験対策としてH27午後1問2を再度解き、解答プロセスを練り上げつつ実技慣れした。とくに「設問と本文(図・表)との紐づけ」および「ER図とスキーマの突き合わせ」をある程度パターン化した。
  • また、SQLの確認ドリル(customersテーブルにおける、都道府県別の、会員登録日が「null」の顧客数のトップ3)を解いた。
  • キャリアコンサルタント資格について、学校におけるキャリア教育の一部を学んだ。社会情勢の変化などを背景に、学校が「生涯にわたるキャリア形成の支援機能の充実」を産学の連携も重視し図っていることは重要と思う。有効活用すれば大きな武器に成り得るからだ。

考察のシンプル化と英訳(練習中)

  • I think it is important to make effective use of career education even if society.
  • (社会人になってもキャリア教育を有効活用することは重要だと思います)

参考資料

  • 集中演習 SQL入門/木田和廣/株式会社インプレス
  • 2022年度版 ALL IN ONE パーフェクトマスター データベーススペシャリスト/TAC

コメント

タイトルとURLをコピーしました