この記事は「データベーススペシャリスト資格に興味はあるが、どのようなものか?どう学ぶのか?」という方向けに、具体的な内容と私自身の挑戦ログをお伝えする。学び中の方や、これから学ぼうとされる方の参考になれば幸いだ。今回は知識およびSQL(確認ドリル)について書く。(SQLはGoogle Big Queryに準拠)
また、考察においてキャリアコンサルタント資格の挑戦ログについても記述する。
実技演習(論理設計)
実際にやってみた結果(メモ)
- H27年度春期午後1問題問2を解いた。(論理設計問題としては3問目)
- これは論理設計①のパターン(ER図と関係スキーマを埋める。そのため本部1行ごとに見ていく)にSQLがトッピングで付いた問題。
- 「設問の注意事項は良く読む」「本文と設問を下読みしたうえで本読み」「1行ごと見ていく」などの基礎に加え、今まで体得したコツ(スーパタイプとサブタイプ、表の関係など、どのような日本語表現が、どのようなER図や表を表すのか)を用いて解く。
- 結果、設問1のER図とスキーマはかなり正解率は高かった。(誤ったのはスキーマの属性名1か所)
- 設問2のSQLも、別途SQLはドリルで練習していたので初見なるも解答を埋められた。正解率も高かった。
- なお、設問2の(2)は本文中の根拠となる記述を探すパターンの問題であった。今後はこれも典型的な”パターン”として抑えておけば、対応もしやすい。
- 総じて、約50分で8~9割の正解率にたどり着けたので十分な成果。あとは今まで解いた論理設計3問(①~③)を数回繰り返し、プロセスのトレーニングを行い、本番で実力を発揮できるよう調整する。
今後やりたいこと(メモ)
- 2~3問、物理設計に関する午後1問題をやって、振り返る。
- これで大まかではあるが再頻出パターンは1回実施したことになる。これらを複数回解き、質を高めて、もう1~2問づつやっていき、とにかくクセに慣れることを意識する。
問題101(SQL確認ドリル)
問題文
- customersテーブルから、都道府県別の顧客数を求めてください。
- 結果テーブルは都道府県(prefecture)、顧客の数(users)の2カラムとします。
- 絞り込みは顧客数の多い順に3レコードとしてください。
group byのおさらい
- 都道府県別の、とあるのでgroup byを使うと分かる。
- 多い順の3レコードは、order byとlimitを使う。
- 具体的には以下のとおり。
考察
- データベーススペシャリスト資格について。今回は論理設計の午後問題3問目を実際に解き、今後の学習方針を再調整した。また、SQLの確認ドリル(customersテーブルから、都道府県別の顧客数を求める)を解いた。
- キャリアコンサルタント資格について、カウンセリング理論の一部であるマイクロカウンセリングを学んだ。相手と信頼を築くため、傾聴の姿勢が重要という点は納得的だ。たとえば職場で「声を掛けられても、PCを見たまま視線や体を相手に向けず、固いトーンで返事」される方は敬遠されがちだ。
考察のシンプル化と英訳(練習中)
- When I talk to others, I try to show an attitude of “I want to hear your talk.”
- (私は人と話すとき「あなたの話を聞きたい」という姿勢を見せるよう心がけています)
参考資料
- 集中演習 SQL入門/木田和廣/株式会社インプレス
- 2022年度版 ALL IN ONE パーフェクトマスター データベーススペシャリスト/TAC
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