データベーススペシャリスト資格|2022年10月挑戦ログ 6月17日|DB基礎知識(外部キー)|SQL(確認ドリル)|税金について(学ぶきっかけ、定義)

高度IT・基礎知識

この記事は「データベーススペシャリスト資格に興味はあるが、どのようなものか?どう学ぶのか?」という方向けに、具体的な内容と私自身の挑戦ログをお伝えする。学び中の方や、これから学ぼうとされる方の参考になれば幸いだ。

今回は知識(外部キー)およびSQL(確認ドリル)について書く。また、当資格で実務を扱う際に避けて通れない税金について復習する。

※この記事のSQLはGoogle Big Queryに準拠

知識(外部キー)

前回おさらい

  • データベーススペシャリスト資格について「そもそも何?」「大事なポイントは?」「何の役に立つの?」は過去記事にてまとめ済
  • 本試験について過去問ベースの学習を進めていく。

伝票のテーブル管理

  • たとえば、以下図のような売上伝票を想定したとき、一般的には上段部分を「売上表」、下段部分を「売上明細表」として管理する。汎用的に言えば「○○伝票は、○○表と、○○明細表で管理」ということ。
  • また、この例で言えば「商品表」を別テーブルで管理するケースも多い。

外部キーとは

  • 外部キーとは、他の表の行を参照するための属性
  • たとえば上の図で言えば、「売上明細表」の”伝№”は「売上表」の”伝№”と関連づく(参照する)外部キー。(赤線)
  • また、「売上明細表」の”品№”は「商品表」の”品№”と関連づく外部キー(青線)
  • なお試験の表記ルールは、「主キーを示す下線と、外部キーを示す破線が重複するときは、破線は書かない」とされている。ただし問題によっては「この場合でも破線を敢えて書く」としているものもあり、問題に応じて臨機応変に対応が必要

外部キーの参照制約とは

  • 参照先に値が存在することを保証するための制約。かみ砕いて言うと他の表とのリンク切れを防ぐためのルール
  • 外部キーを指定すると、データベースのソフトのほうで自動でエラーにしてくれる。
  • まず、参照先に存在しない値は追加できない。例えば売上明細表に伝№1235かつPC800と追加しようとすると、そのような品№は商品表にないのでエラーになる。
  • 次に、参照元にデータがある時に削除できない。例えば商品表にあるTV29の情報は勝手に削除できない。なぜなら、売上明細表側で参照してるので。
  • なお、削除にはrestrict(禁止)、cascade(参照元も同時に削除)、set null(参照元をnullにする)の3つの指示があり、状況によって使い分ける。

9月22日復習時追記

  • ここに記載の対策は完了している。
  • 主キーや外部キーに下線を引くことを体で覚えることは、論理設計のトレーニングで体得済。
  • 参照制約」は午後過去問で確認しており、対策済。

問題038(SQL確認ドリル)

問題文

  • 「web_log」テーブルから、メディア(media)として「cpc」が
  • 最初に記録された「date_time」を取得してください。
  • (このdate_timeに同一日時は無いものとします)

where, order byのおさらい

  • whereは行の絞り込みを行う。条件に文字列を使うときは””で囲む
  • order byは並び替えをおこなう。今回はこれらを組み合わせ、以下のとおり。

税金について(学ぶきっかけ、定義)

学ぶきっかけ

  • データベーススペシャリストの主たる役割は、業務効率化や生産性向上などの価値を、データ面から提供することだ。
  • そのさい、税金に関する知識は必須になる。なぜなら、業務上ほぼかならず発生するうえ、取り扱いが煩雑なケースが多いからだ。
  • また、個人的にも「サラリーマンで副業しながら節税」は興味深いテーマであり、機会を見て学ぼうと思っていた。
  • つまり、資格の学びを実務で活かすため、個人の節税をするための2つの目的から、税金について復習をおこなう。

そもそも税金とは

  • まず、学びをていねいに積み上げ、必要に応じて対話するために言葉の定義は重要だ。
  • 言葉を定義するには、「かならず必要な要素を抜き出す」「対比イメージを用いる」などが有効だ。
  • そこで、「税金」についてまず辞書(新明解国語辞典第七版)で調べると「国家が経費にあてるため、国民から強制的に取るお金」とある。いったん必要な要素は「国家」「経費」「国民」「強制的」「お金」などとする。
  • 次に、対比イメージとして「税金は社会を支える会費のようなもの」を取り上げる。これは国税庁ホームページの小学生向け学習ページの引用だ。(子ども向けの教材は、本質をわかりやすく、たとえ話を用いて説明されていることが多いので、私は好んで参考にしている)
  • 確かに会費は、会に参加すると経費として強制的に取られるので、先ほど見た要素をほぼ満たす。ただし相違点としては、「会は参加が自由だが、国家は概ね強制参加」である点や「国は規模が大きいので、経費の使われ方がイメージしづらい」などか。
  • おそらくこのため、どうしても「税金=強制的に取られるお金」の部分だけ切り取られがちなのだろうが、ここは敢えて明示的に「国民が出し合う経費」と定義づけたい。
  • つまり払う義務はあるし、払う意義もあるということ。感謝と貢献の気持ちを持つと幸せになれるので、この点は私にとっては重要だ。
  • また、「国民が出し合う」という点は「平等(一律同じ額)か公平(稼ぎに基づく額)か」も考えておく必要がある。当然ながら平等では破産する人が出るので、公平とせざるを得ない。そのために国はルールを整備する。(日本は租税法律主義。税金には法律の裏付けが必要)
  • 以上を踏まえ、「税金」の定義は「なるべく公平になるようルール化された、国民が出し合う経費」と一旦置く

考察

  • データベーススペシャリスト資格について。今回は外部キーについて復習した。業務の流れと参照制約を踏まえて、つど最適な設定をすることが重要だ。また、SQLの確認ドリルを解いた。お題は文字列での絞り込み、データの並び替えだ。
  • 考察。「資格の学びを実務で活かす」ことと、「個人の節税をすること」の2つの目的から、実務や生活において必須の「税金」について学び直している。今回は「税金」の言葉の定義を「なるべく公平になるようルール化された、国民が出し合う経費」とした。次回はこの定義を元に、疑問や実践を考察していきたい。

考察のシンプル化と英訳(練習中)

  • I think tax is expense paid by national people. with effort for keeping justice.
  • (税金は国民が払う経費だと思います。公平さを保つ努力のもと)

参考資料

  • 2022年度版 ALL IN ONE パーフェクトマスター データベーススペシャリスト/TAC
  • 集中演習 SQL入門/木田和廣/株式会社インプレス(SQL確認ドリル)
  • 図解いちばん親切な税金の本21-22年版/高橋 創/ナツメ社(税金について)

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