キャリアコンサルタント資格 2023年3月挑戦ログ 12月13日 学科試験の学習(5章-1-F)|SQL(確認ドリル)

専門知識

この記事は「キャリアコンサルタント資格に興味はあるが、どのようなものか?どう学ぶのか?」という方向けに、具体的な内容と私自身の挑戦ログをお伝えする。学び中の方や、これから学ぼうとされる方の参考になれば幸いだ。

なお、並行して行っているSQLの学び(確認ドリル)についても書く。

キャリアコンサルタント資格

資格の概要(再掲)

  • 「キャリアコンサルタント」として、キャリアに関する相談・助言・指導が標準レベルにあることを証明する。国家資格(名称独占資格)で、5年に1回の更新が必要。
  • 試験時期は年に3回。形式は学科と実技。主催は協会と協議会。私は2023年3月に協議会で申し込み予定。

学習ロードマップ(再掲)

  • 私はリカレント様の「キャリアコンサルタント養成ライブ通信講座」を受講。
  • 2022年10/1~12/3までの「応用実習・総まとめ(週1回の対面講義)」および「修了試験」は無事終了。
  • 現時点の詳しい学習計画は以下のとおり。(グレーは完了したもの。赤字は変更したもの)

学習記録

概況

  • 現在は「学科重点期間」として、1日1時間づつの学科マスター動画を見て、並行して1問1答の2ラリー目(および、オンラインで配信される1問1答1000問での回答)を行っている。
  • また、並行して面接試験の対策は、週1ペースで実践練習の形で行っている。

記録(学科試験 5章-1-F)

  • 学科試験についてテキスト第5章-1「カウンセリングの技能」について要点テキストの読解と、1回目の一問一答を行った。
  • 5章-1-F「面接技法・傾聴技法」は、面接や傾聴に係る過去問をまとめたもの。

メモ(面接・傾聴技法について)

  • まずキャリコンが面接を行うにあたり「ビジネスコミュニケーションとカウンセリングでは、求められる要素が大きく異なる」ことを意識する必要がある。
  • 具体的には、カウンセリングの場合は「相談者の自律を支援する」目的で、「相談者中心に、話したいことを話してもらえる」ように、「受容・共感・一致」の心構えで、「信頼関係の構築と維持および主訴の把握」に努めることがポイントとなる。
  • とりわけ、初対面の最初は信頼関係を探るタイミング。キャリコンからどんどん話を振ったり、沈黙を避けようと話題をどんどん出すのではなく、相談者に委ね、かかわり行動とかかわり技法を丁寧に行っていくことになる。
  • さらに、相談者中心かつ相談者の自律支援であることに鑑み、キャリコンは”見立て”は立てるがあくまでそれは予測であり、相談者自身が自ら気づくよう促すことが原則となる。
  • このような傾聴の関わりは一見難しそうだが、逆に「自分がクライアント側だったとき」のことを思い返してみると分かり易いかもしれない。
  • たとえば、自分が訴えたいこと・主張があるのに、殆ど取り合ってくれず、「(あなたの意見は)いいから、こうしなさい」と言われたらカチンとこないだろうか。
  • このように、「自分はどう感じるか」という感情の側面と、理論の側面を併せ持ち、実践を重ねていくことでカウンセリングも”慣れてくる”ものだと感じる。

SQL(確認ドリル)

  • 直近はキャリアコンサルタント資格に集中する。
  • ただし、本業はIT領域であることと、プログラミングやSQLを毎日少しづつ触る行為が楽しいことから、SQLの確認ドリルを1日1問解くことは続ける。
  • なお、SQLはGoogle Big Queryに準拠する。

問題197

問題文

  • web_logテーブルで「/special/diet」ページを閲覧したセッションと、閲覧していないセッションでそれぞれのコンバージョン率を取得してください。
  • コンバージョン率は、全セッションのうち、コンバージョンしたセッションの比率です。
  • コンバージョンしたセッションは、セッション中に「/thank_you/」ページを閲覧したセッションとします。
  • 結果テーブルは「/special/diet」ページを閲覧したセッションかどうかのブール型のフラグと、コンバージョン率の2カラムとしてください。

回答プロセス

  • まず、各セッションはcidおよびsession_countで束ねた単位となる。
  • この各セッションについて「dietページを閲覧したか」および「thank_youページを閲覧したか」のフラグ列を追加した表を用意する。
  • (方法として、with句で「全セッション」「dietページ閲覧セッション」「thank_youページ閲覧セッション」の表をそれぞれ用意し、メインクエリでcid,session_countをキーに左外部結合しつつ、if句でフラグを立てていくやり方とした)
  • 次に、上述の表を用いて「dietページ閲覧フラグが立っているか」の列をcase句で記述しつつ…
  • 母数をcount(*)、子数をcount(cvページ閲覧フラグが立っているものの数。カウントしたくないときはnullとすることに注意)してコンバージョン率を計算した。
  • 具体的には以下のとおり。

考察

  • キャリアコンサルタント資格について。面接・傾聴技法に係る過去問を解いた。カウンセリングにおいて”相談者の自律”を支援するため、相談者が話したいことを話し、良い気づきを得られるよう努めていくことが大事とされ、強く共感できる。
  • 趣味のSQL確認ドリルについて。本日は「web_logテーブルで”/special/diet”ページを閲覧したセッションと、閲覧していないセッションでそれぞれのコンバージョン率を取得する」を解いた。セッション単位にページ閲覧有無を持った表を用意しておくのがコツであった。

考察のシンプル化と英訳(練習中)

  • I think that people who listen to my story and what I feel are precious.
  • (「私の話や、感じたこと」を聴いてくれる人は貴重だと思います。)

参考資料

  • 国家資格キャリアコンサルタントになるには?/柴田 郁夫/株式会社秀和システム
  • 国家資格キャリアコンサルタント学科試験要点テキスト&一問一答問題集/柴田 郁夫/株式会社秀和システム
  • 国家資格キャリアコンサルタント実技試験(面接・論述)実践テキスト2022年版/柴田 郁夫/株式会社秀和システム
  • 集中演習 SQL入門/木田 和廣/株式会社インプレス

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