この記事は「キャリアコンサルタント資格に興味はあるが、どのようなものか?どう学ぶのか?」という方向けに、具体的な内容と私自身の挑戦ログをお伝えする。学び中の方や、これから学ぼうとされる方の参考になれば幸いだ。
なお、並行して行っているSQLの学び(ORACLE MASTER)についても書く。
キャリアコンサルタント資格
資格の概要(再掲)
- 「キャリアコンサルタント」として、キャリアに関する相談・助言・指導が標準レベルにあることを証明する。国家資格(名称独占資格)で、5年に1回の更新が必要。
- 試験時期は年に3回。形式は学科と実技。主催は協会と協議会。私は2023年3月に協議会で申し込み済。
学習ロードマップ(再掲)
- 私はリカレント様の「キャリアコンサルタント養成ライブ通信講座」を受講。
- 2022年10/1~12/3までの「応用実習・総まとめ(週1回の対面講義)」および「修了試験」は無事終了。
- 現時点の詳しい学習計画は以下のとおり。(グレーは完了したもの)
学習記録
概況
- 現在は「論述重点期間」として、論述マスター動画を見て学びを進めている。
- また、並行して面接試験の対策は、週1ペースでの実践練習を1月末より実施予定。
治療と仕事の両立支援(学習メモ)
- 本日は学科試験の復習も兼ねて、治療と仕事の両立支援について考察する。
- たとえば30代後半の方から「長年勤めていた会社において、上司と価値観が合わない。体調を崩した際に強く叱責され、やる気が失われた。そのまま現在は休業状態である。今後どうしたらよいのか相談したい。」という相談を受けるとする。
- この場合、まずは親身にお話を伺い「相談者が話したいことを話せる」ようにすることから始めたい。なぜなら、まず大事なのは信頼関係であり、かつ最終的な目標は本人の自立と自律だからだ。(技法的には、受容・共感・一致およびかかわり行動・かかわり技法に該当)
- また、上司と価値観が合わず、肉体的・精神的に辛い思いをしている場合、まずは休息が必要となる。
- そのようにして、休息をベースに週1でも傾聴を行い、少しづつ相談者自身の「こうありたい」という気持ちを整理いただくのがよいと考える。
- そして、主訴を伺いつつ、キャリコンとして見立てを立て、丁寧・謙虚に確認していくことになる。(たとえば自身の価値観・能力・興味に対する理解、仕事の種類やそのやり方・進め方に関する理解、周囲とのコミュ二ケーションの方法理解など)
- また、ネットワークの形成と活用も重要だ。この場合はまず、相談者が心療内科や精神科に通院しているか教えていただき、通院中であれば状況を確認させていただく。また、たとえば自己理解を含む就業支援であれば、東京しごとセンターで無料の自己理解検査を受けたり、セミナーに参加して仕事理解を深めるのも手だ。
- さらに、相談者が生活全般の不安を抱えている場合、少しづつでもライフプランやマネープラン検討の支援を行うことも必要だろう。(この際はAFPの知識が活用できる)
- いずれにせよ、情報過多の現代では、誰しも心身の不調が生活に影響を及ぼすことがあり得るだろう。よって私も「自分ごと」としてメンタルヘルスについて学び続け、未然防止・早期対処の方法を模索していこうと思う。自己責任かつ生涯現役の社会では、自己修復も大事なスキルなのだから。
SQL(ORACLE MASTER)
- 直近はキャリアコンサルタント資格に集中する。
- ただし、本業はIT領域であることと、プログラミングやSQLを毎日少しづつ触る行為が楽しいことから、ORACLE MASTERのテキストを1日1ページ読むことは続ける。
- なお、SQLはLive SQLに準拠する。
資格の概要と学習の目的(再掲)
- ORACLE MASTER Silver SQLは、SQLに関する資格の代名詞。合格すると、Global 資格である Oracle Database SQL Certified Associate に同時認定される。
- 人生設計が自己責任で、大量のデータが集まる現代においては、人生設計力(キャリコン)とデータ利活用力(データサイエンティスト)を両輪で伸ばしていく必要があると考える。(もちろん、伸ばした力はIT戦略立案や、HRテクノロジーなどビジネス面でも多いに活用できる)
- なお、純粋にSQLを触るのが楽しいのもある。コツコツ積み上げ、考え、試行錯誤し、すぐフィードバックを受ける行為は知的興奮をもたらしてくれる。
交差表について
- 黒本(参考資料)に沿って、練習問題を解いてみた。
- 本日は交差表についての理解を深めた。
- ポイントは「交差表(いわゆる連関エンティティのこと)とは、多対多のリレーションシップ(たとえば表Aと表B)を1対多に変換するもの」「通常、交差表は、交差表が繋げる各表の主キーを、外部キーとして持つ」ことだ。
- このあたりはデータベーススペシャリスト試験の学習を通じて、理論と実践を習得したためなじみ深いものだ。
考察
- キャリアコンサルタント資格について。学科試験対策として治療と生活の両立支援を復習した。十分な休息と、無理のない範囲からのお話を通じて、少しづつ相談者に意志力を回復いただき、本人の同意を得ながら、周囲との相談もふまえ支援を進める。
- SQL(ORACLE MASTER)について。本日は交差表(連関エンティティ)について練習問題を通じて理解を深めた。これは多対多の関係を1対多に変換するもので、本試験では具体事例を元にキーの正誤を問う出題がされた。基本なので確実に正解したい。
考察のシンプル化と英訳(練習中)
- I feel that mental self-healing power is important in modern times.
- (精神的な自己修復力は、現代において重要だと感じる。)
参考資料
- 国家資格キャリアコンサルタント実技試験(面接・論述)実践テキスト/柴田 郁夫/株式会社秀和システム
- オラクルマスター教科書 Silver SQL/株式会社コーソル 企画&マーケティング部 渡部 亮太,舛井 智行,峯岸 隆一/株式会社 翔泳社
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