キャリアコンサルタント資格 2023年3月挑戦ログ 1月30日 学科試験の学習(高齢者の生活支援)|SQL(ORACLE MASTER) SQLについて

専門知識

この記事は「キャリアコンサルタント資格に興味はあるが、どのようなものか?どう学ぶのか?」という方向けに、具体的な内容と私自身の挑戦ログをお伝えする。学び中の方や、これから学ぼうとされる方の参考になれば幸いだ。

なお、並行して行っているSQLの学び(ORACLE MASTER)についても書く。

キャリアコンサルタント資格

資格の概要(再掲)

  • 「キャリアコンサルタント」として、キャリアに関する相談・助言・指導が標準レベルにあることを証明する。国家資格(名称独占資格)で、5年に1回の更新が必要。
  • 試験時期は年に3回。形式は学科と実技。主催は協会と協議会。私は2023年3月に協議会で申し込み済。

学習ロードマップ(再掲)

  • 私はリカレント様の「キャリアコンサルタント養成ライブ通信講座」を受講。
  • 2022年10/1~12/3までの「応用実習・総まとめ(週1回の対面講義)」および「修了試験」は無事終了。
  • 現時点の詳しい学習計画は以下のとおり。(グレーは完了したもの)

学習記録

概況

  • 現在は「論述重点期間」として、論述マスター動画を見て学びを進めている。
  • また、並行して面接試験の対策は、週1ペースでの実践練習を1月末より実施予定。

高齢者の生活支援(学習メモ)

  • 本日は学科試験の復習も兼ねて、高齢者の生活支援について考察する。
  • たとえば高齢の方から「将来の生活や医療費などに不安がある」という相談を受けるとする。
  • この場合、まずは親身にお話を伺い「相談者が話したいことを話せる」ようにすることから始めたい。なぜなら、まず大事なのは信頼関係であり、かつ最終的な目標は本人の自立と自律だからだ。(技法的には、受容・共感・一致およびかかわり行動・かかわり技法に該当)
  • また、主訴(主たる悩み)が例えば「これから医療保険に加入したいのだが、どれがいいのか良く分からない」だとしても、その真因には別の課題があることも想定される。例えば、自分に何ができるか・必要か分からない(自己理解の不足)、将来どうありたいというビジョンと、そこに至るプロセスが分からない(キャリアビジョンの不足)などだ。(技法的には、システマチックアプローチや見立てに該当)
  • その場合、主訴の解決を進めつつも、真因の対策も検討が必要だ。例えば、医療保険について調べる際に、小さくても良いので相談者自身にやってもらい、自己効力感を高めるなどだ。(理論的には、バンデューラの自己効力感に該当)
  • また、ネットワークの形成と活用も重要だ。高齢者の生活支援であれば、まず区役所の総合窓口に相談するところからだろうか。区によっては「なんでも相談窓口」を用意していることもあるし、地域包括支援センターに行ってみるのも手だ。(というのも、しっかり話を聞いてもらって中長期にわたる総合的な支援を行うには、何度か直接足を運ぶ必要があるからだ。)
  • 今回の事例であれば「そもそも民間の医療保険は必要なのか?公的なサービスで何がカバーでき、逆に何がカバーできなそうなのか?」から確認が必要であり(これは、保険の知識が役立つ。保険会社に相談する場合、公的なサービスはあまり触れられないが、本来であればまず公的サービスをしっかり調べるべき。そこで足りない場合に民間保険を使う。)、相談者が介護や障害認定も視野に入る方なら、地域包括支援センターの”なんでも相談”が一時窓口として適切か。(障がいのある方なら障害者就業・生活支援センターを利用することも考えたが、こちらはメインは就業サポートで、かつ東京でも6センターほどで定期利用はやや困難と判断)
  • いずれにせよ、高齢者は様々な不安と悩み(生活・健康・障がい・家族・将来…)を抱えていることが想定され、一方的な決めつけと画一的な対応は難しい。とはいえ一人一人丁寧な支援を個別に半永久・無償で行うのも難しい。そこで、これら公的窓口のしたたかな活用は必須スキルと思われる次第だ。
  • そして、これらサービスは「知らなければ使えない」「実際に動かないと活用できない」可能性が高い。(自己責任と生涯学習の時代はますます加速するだろうから、国や企業が助けてくれる、と思い続けるのも危険だ)
  • 私自身も20年後には高齢者のカテゴリに属するなか、自ら足と手を動かし、このような情報を得る努力は常に続けようと思う。それは自分と周囲をより幸せにするエネルギーに成り得るからだ。

SQL(ORACLE MASTER)

  • 直近はキャリアコンサルタント資格に集中する。
  • ただし、本業はIT領域であることと、プログラミングやSQLを毎日少しづつ触る行為が楽しいことから、ORACLE MASTERのテキストを1日1ページ読むことは続ける。
  • なお、SQLはLive SQLに準拠する。

資格の概要と学習の目的(再掲)

  • ORACLE MASTER Silver SQLは、SQLに関する資格の代名詞。合格すると、Global 資格である Oracle Database SQL Certified Associate に同時認定される。
  • 人生設計が自己責任で、大量のデータが集まる現代においては、人生設計力(キャリコン)とデータ利活用力(データサイエンティスト)を両輪で伸ばしていく必要があると考える。(もちろん、伸ばした力はIT戦略立案や、HRテクノロジーなどビジネス面でも多いに活用できる)
  • なお、純粋にSQLを触るのが楽しいのもある。コツコツ積み上げ、考え、試行錯誤し、すぐフィードバックを受ける行為は知的興奮をもたらしてくれる。

SQLについて

  • 黒本(参考資料)に沿って、練習問題を解いてみた。
  • 本日はSQLそのものについての理解を深めた。
  • ポイントは「SQLは、RDB(リレーショナルデータベース)を操作するための言語」および「物理設計やアクセスパス等を考慮する必要がない」ことだ。
  • 裏を返すと「ユーザーは簡単なコマンドの使い方さえ覚えれば、信頼性の高いデータベースを扱える」とも言えて、データ分析が民主化された核心にも関わる点であるようにも感じられる。

考察

  • キャリアコンサルタント資格について。学科試験対策として高齢者支援を復習した。本人の意志を尊重した中長期的な関わりのため、親身にお話を伺いつつ、例えば地域包括支援センターなどと協力した支援も必要だ。
  • SQL(ORACLE MASTER)について。本日はSQLそのものについて練習問題を通じて理解を深めた。細かい設定は不要で、簡単な命令でデータベースを扱えるSQLは、データ分析の民主化を進めた、利用者にとってのコア知識だと感じさせられる。

考察のシンプル化と英訳(練習中)

  • I think that older people often have complex problems and often need networks to solve them.
  • (高齢者は複雑な問題を抱えていることが多く、解決のためにネットワークが必要となることも多いと考える)

参考資料

  • 国家資格キャリアコンサルタント実技試験(面接・論述)実践テキスト/柴田 郁夫/株式会社秀和システム
  • オラクルマスター教科書 Silver SQL/株式会社コーソル 企画&マーケティング部 渡部 亮太,舛井 智行,峯岸 隆一/株式会社 翔泳社

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