この記事は「キャリアコンサルタント資格に興味はあるが、どのようなものか？どう学ぶのか？」という方向けに、具体的な内容と私自身の挑戦ログをお伝えする。学び中の方や、これから学ぼうとされる方の参考になれば幸いだ。
なお、並行して行っているSQLの学び（確認ドリル）についても書く。
キャリアコンサルタント資格
資格の概要（再掲）
- 「キャリアコンサルタント」として、キャリアに関する相談・助言・指導が標準レベルにあることを証明する。国家資格（名称独占資格）で、5年に1回の更新が必要。
- 試験時期は年に3回。形式は学科と実技。主催は協会と協議会。私は2023年3月に協議会で申し込み予定。
学習ロードマップ（再掲）
- 私はリカレント様の「キャリアコンサルタント養成ライブ通信講座」を受講。
- 2022年10/1～12/3までは「応用実習・総まとめ」として週1回の対面講義を実施。11/12,11/19に修了試験あり。
- 現時点の詳しい学習計画は以下のとおり。（グレーは完了したもの。赤字は変更したもの）
学習記録
概況
- 現在は「面接重点期間」として、週1回の講義を中心に学習している。
- また、並行して学科試験、論述試験の学習を、参考テキスト（本記事の最後に記載）を元に少しづつ進めている。
記録（学科試験 4章-3-A）
- 学科試験についてテキスト第4章-3「ライフステージと発達課題の知識」について要点テキストの読解と、１回目の一問一答を行った。
- 4章-3-A「中高年齢期を展望したときの課題」は、「シャインのキャリア・サイクルの段階と課題」における中高年齢期に係る過去問をもとめたもの。
- 頻出は「中年期の危機」における主たる課題。
メモ（”働き方改善”からの観点）
- 今回の学びは、私のライフテーマ「仕事と家庭の両立に悩む、IT企業のパパママの、働き方改善」にとってどのような意味を持つのか？
- シャインの理論で中年期に見られるキーワードは「子ども（の自立援助。独り立ちに向け適切な距離を取る）」「自己の有限性（職業人生のなかで達成できることの限界が見えてくる）」「共感的な理解」「柔軟な生き方」などである。
- また、中高年者のキャリア支援に関する調査・研究に見られるキーワードは「中高年者ならではの自己分析・自己理解を促す（環境の変化が生じることが多い）」「新しい知識やスキルを学ぶ意欲が、若者や出産期の女性に比べ乏しい」などである。
- IT企業では中年期になると、マネジメント的な役割を期待され、複数プロジェクトのとりまとめを任されることが多い。
- その場合、自分に直接原因が無いトラブルの火消し、役員への報告による疲弊、業務の集中、自己肯定感の低下などが懸念される。
- さらに、家庭においては子育て、住宅ローン、親の介護、学び直しの必要性など様々な要素が重なる。
- この危機を乗り越えるには、自己理解、環境分析（とくにITは移り変わりが激しい）、課題把握、目標設定、方策決定などのステップが欠かせないが、忙しい中で独りで行うには限界がある。
- まさにこの点において、中年期の危機に寄り添うキャリアコンサルタントとして私の知識と経験を活かしたいと考えている。
SQL（確認ドリル）
- 直近はキャリアコンサルタント資格に集中する。
- ただし、本業はIT領域であることと、プログラミングやSQLを毎日少しづつ触る行為が楽しいことから、SQLの確認ドリルを1日1問解くことは続ける。
- なお、SQLはGoogle Big Queryに準拠する。
問題182
問題文
- customersテーブルから、都道府県別のプレミアム顧客の比率を求めてください。
- 結果テーブルは、都道府県名、プレミアム顧客の数、顧客総数、プレミアム顧客の比率の4カラムとします。
- プレミアム顧客の数が多い順に3つの都道府県に絞り込んで表示してください。
回答プロセス
- まず、都道府県別の顧客総数は都道府県で束ねたユニークなユーザーID数で求める。
- 次に、プレミアム顧客の数は、上記結果をプレミアム顧客に絞り込んだもので求める。
- それぞれwithで保管し、メインクエリで各々のレコード数をもとめ割り算する。
- 具体的には以下のとおり。
考察
- キャリアコンサルタント資格について。中高年期のキャリア課題に係る過去問を解いた。仕事面でも生活面でも多くの変化が発生する時期において、自己理解・状況改善の方策を独りで検討するのは難しく、キャリコンが支援できる場面だと思う。
- 趣味のSQL確認ドリルについて。本日は「customersテーブルから、都道府県別のプレミアム顧客の比率を求める」を解いた。都道府県別のユーザ総数と、プレミアム顧客数をそれぞれwith句で求めておき、メインクエリで呼び出すのがコツであった。
考察のシンプル化と英訳（練習中）
- I think middle age is the time when you need someone to talk to.
- （中年期こそ親身な相談相手が必要だと思う。）
参考資料
- 国家資格キャリアコンサルタントになるには？/柴田 郁夫/株式会社秀和システム
- 国家資格キャリアコンサルタント学科試験要点テキスト＆一問一答問題集/柴田 郁夫/株式会社秀和システム
- 国家資格キャリアコンサルタント実技試験（面接・論述）実践テキスト2022年版/柴田 郁夫/株式会社秀和システム
- 集中演習 SQL入門/木田 和廣/株式会社インプレス
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