この記事は「キャリアコンサルタント資格に興味はあるが、どのようなものか?どう学ぶのか?」という方向けに、具体的な内容と私自身の挑戦ログをお伝えする。学び中の方や、これから学ぼうとされる方の参考になれば幸いだ。
なお、並行して行っているSQLの学び(確認ドリル)についても書く。
キャリアコンサルタント資格
資格の概要
- 「キャリアコンサルタント」として、キャリアに関する相談・助言・指導が標準レベルにあることを証明する。国家資格(名称独占資格)で、5年に1回の更新が必要。
- 試験時期は年に3回。形式は学科と実技。主催は協会と協議会。私は2023年3月に協議会で申し込み予定。
- 受験資格は、「厚生労働大臣が認定する講習の課程を修了」または「3年以上の関連する実務経験」のいずれか。私は2022年7月~12月の講習を受講中。
- 講習は、専門実践教育訓練給付金の対象。利用は1回のみで、支給額は50%(1年以内に資格取得・登録した場合は追加で20%)。受講開始の約1カ月前にハローワークに申請が必要。私は2022年5月末に申請を完了。
- ハローワーク申請について、事前に「ジョブカード」を作成し、訓練前キャリアコンサルティングを受ける必要がある。いずれも自分のキャリアの棚卸と今後の方針検討に最適なので、この給付金申請前の手続きは、大いに価値があったと実感。
学習ロードマップ
- 私はリカレント様の「キャリアコンサルタント養成ライブ通信講座」を受講。
- 2022年6末~9末までは「基礎理論」として全20回の動画講義と、3回のテストを提出。これは応用実習初回までに提示が必要。こちらは、データベーススペシャリスト資格の学びと並行し、何とか9末までに提示完了。
- 2022年10/1~12/3までは「応用実習・総まとめ」として週1回の対面講義を実施。11/12,11/19に修了試験あり。
- 「受講回数の80%以上の出席」かつ「基礎理論・応用実習それぞれの修了試験でC ランク(60%)以上の取得」かつ「基礎理論コース指定の課題(添削課題1・2・3)の提出」をもって口座は修了。修了認定が無いと、本試験が受けられないので注意。
- なお、現時点の詳しい学習計画は以下のとおり。
学びのポイント
- 現在は「面接重点期間」として、週1回の講義を中心に学習している。
- 面接においては「クライアントファースト」を意識し、「かかわり行動(聞くための態度)、かかわり技法(傾聴のための技法)を用いて信頼関係を醸成しつつ」「主訴(クライアントが主に相談したいこと)と見立て(主訴の要因)を元に、話を展開いていく」必要がある。
- 私たちは日常生活において、つい「自分中心」「問題解決思考」で会話しがちなので、面接技法を身に着けるには体験学習が必須となる。
SQL(確認ドリル)
- 直近はキャリアコンサルタント資格に集中する。
- ただし、本業はIT領域であることと、プログラミングやSQLを毎日少しづつ触る行為が楽しいことから、SQLの確認ドリルを1日1問解くことは続ける。
- なお、SQLはGoogle Big Queryに準拠する。
問題148
問題文
- salesとcustomersテーブルから、男性顧客と女性顧客で、顧客あたりの平均注文件数を取得してください。
- ただし、表の列名は「男性」「女性」と表示してください。
回答プロセス
- まず、salesとcustomersテーブルで、とあるので両テーブルを結合する。
- 次に「顧客あたりの」「平均注文件数」とあるので、一旦これを求めて仮想テーブルに置いておく。
- 最後に、「男性」「女性」と表示とあるので、caseを用いて、仮想テーブルの情報をカテゴリ化する。
- そして、「男性カテゴリ内の平均注文件数÷男性カテゴリ内の人数」「女性カテゴリ内の平均注文件数÷女性カテゴリ内の人数」をそれぞれ求める。
- 具体的には以下のとおり。
考察
- キャリアコンサルタント資格について。本日は来年3月の本試験にむけた学習ロードマップを整理した。また、面接技法の学びについて振り返った。
- 来年3月まで時間があるように見えて、実はやることが多岐にわたるので、見える化して計画的に学んでいきたい。
- 趣味のSQL確認ドリルについて。本日は「salesとcustomersテーブルから、男性顧客と女性顧客の各カテゴリごと、顧客あたりの平均注文件数を取得する」を解いた。DB試験のため2週間ほど間が空いたが、SQLを身体が覚えているようで安心している。
考察のシンプル化と英訳(練習中)
- I think that a study plan is important for efficient progress.
- (学びの計画は、効率の良い学習のためには重要だと思います)
参考資料
- 国家資格キャリアコンサルタントになるには?/柴田 郁夫/株式会社秀和システム
- 集中演習 SQL入門/木田 和廣/株式会社インプレス
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