今までの振り返り
今までの記事でNFTの基礎・流れ・具体的手順まで記載。
直前の記事ではコインチェックの口座開設、メタマスクのインストールまでは完了。
この記事ではOpenSeaでの実際のオファー購入の仕方を記載。
今日やったこと NFT作品へのオファー
まずコインチェックからメタマスクへの送金。コインチェックにログインし「暗号資産の送金」を選択。送金する通貨はイーサリアムを選択。宛先はメタマスクから取得したアドレスを指定(事前に登録)。総金額を入力し確定。送金中ステータスを確認した後、メタマスクを起動・ログインしたらちょうど着金が確認できた。
次にTwitterのリンクからNFTのページへ。偽ページに行かないようにするため。
最後にオファーをだす。元々は定額販売でBUY NOWするつもりだったが、ちょうど魅力的な新作がMintされ、それがオファー方式だったため。
学んだこと 購入の際のポイント
まず暗号通貨の送金について。ETHをメタマスクに送金する時は、メタマスクのアカウントのすぐ下にあるウォレットアドレス宛にすること(コインチェックの送金画面にも注意書きがあるが、コントラクトアドレスに送ると着金できない。規格ERC20の問題らしいが)
※補足※ ウォレットアドレスは財布そのもののアドレス。銀行でいうところの振込先口座。一方コントラクトアドレスは契約のやりとりをするためのアドレス。銀行でいうところの取引明細。つまり全く用途が違う。
次に繰り返しになるがNFT商品ページ表示時の注意点。Twitterのリンク先など信頼出来る方法で進むこと。偽サイトに入らないようにするため。
最後にオファーについては以下。
①オファーの概要。作品を購入するには定額、オファー、オークションの3つがある。オファーは売り手に対して買い手が金額を提案し、売り手が最終的に判断する方式
②具体的な流れ。対象の作品を選びMake offerを押す。2022年3月時点のオファーは紫色のイーサリアム(ポリゴン)で行う方式。少し前はWETHであったらしい。ではなぜ今はpolygonなのか?以下は仮説
- ETHは暗号通貨の統一規格ERC20ではない(ETH開始当時はまだ統一規格が無かったため)。よってスマートコントラクト(個人間で金融取引を行う仕組み)のDeFiプロトコルを使うには「ラップドトークンを使う(例えばETHを ERC20でラップしたWETH)」または「ブリッジする(polygonなど)」する必要がある
- 昨今では個々にラップした暗号資産を取引するよりも、1カ所でラップドトークンを取引する方が楽なので「ブリッジ」が採用されているようだ。よって現在のオファーはpolygonが使われていると予測する
③実際にやってみる。対象の作品を選びMake offerを押し、提案するETHを入力。同額のpolygonへの変換を求められる。この際ガス代の提案を受ける。
④ガス代を極力安くするため、ウェブツールGasNowで傾向を調べる。先週の月曜は14時頃からが安かったので、本日もそのあたりで行うことにする。
※補足※ ガス代に関する基本知識
- ガス代はガスリミット(要求処理スピード)とガスプライス(混み具合により決まる価格)の掛け算で決まる
- 節約するなら、現状は「ガスプライスが安いタイミングを狙う」一択のようだ
- というのも、提案されたガスリミットをいじって処理スピードを低くすると、いつまでたっても処理が終わず、最悪失敗するリスクがあるから(ガス詰まりというらしい。返金はされないようで最も避けたいケース)
⑤今回は0.01ETHのオファーを実行。ガス代は0.006ETHと比較的手頃。早速承認。45分ほど待つように指示あり。10分ほど待つと承認され、アンロックやサインをして完了。
⑥なお、試しに他の作品に手持ちの紫色の0.01ETH(polygon)の範囲内でオファーしたところ、オファー額の入力後はサインのみで完了しガス代はかからなかった。(これは初回オファー時に補足説明もあったので納得)
次にやりたいこと NFTの制作と販売
誰のオファーを受けるかは売り手が決定するため、今回オファーした作品が購入できるかはまだ不明である。
とはいえオファーの方法はわかったので、次はNFTの制作と販売を行うことにしたい。
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