この記事は「データベーススペシャリスト資格に興味はあるが、どのようなものか?どう学ぶのか?」という方向けに、具体的な内容と私自身の挑戦ログをお伝えする。学び中の方や、これから学ぼうとされる方の参考になれば幸いだ。今回は知識およびSQL(確認ドリル)について書く。(SQLはGoogle Big Queryに準拠)
また、考察においてキャリアコンサルタント資格の挑戦ログについても記述する。
実技演習(午後試験アウトプット)
意識するポイント
- 昨日から引き続き、プロセスに加えて、時間配分も意識した実技練習を楽しみながら1日1問実施を継続している。
- 3つのポイント回答計画、試験のクセの把握、確信・冷静回答に注意しつつ実施。
- ここで大事なのは、どのような問題が出ても6割以上取ることなので、答えを暗記するのでなくプロセス・時間配分のやり方を練り上げることだろう。
- 十分な練習と平常心はどの試験区分でも大事。「ここまで練習したのだから、その通りにやれば確実に解けるはず。解けない場合、他の人も分からないのだからこだわりすぎない」という気持ちも大事。(目的は6割の取得なのだから)
解いた問題
- 今回は令和2年度午後2問2を再度実施した結果の答え合わせ(振り返り)
- この問題は「ER図とスキーマの完成」に関するもの。
振り返りメモ
- 最初に、上述した「3つのポイント」はしっかり行う前提とする。
- まず、最初の回答計画については過去問の時間配分をベースにして、本試験の構成や問題ページ数を見てざっくり割り当てることになる。
- 次に、スキーマの穴埋めで主キーや外部キーの下線漏れが2~3か所あった。また、外部キーの属性名を誤っている(転記ミス)ものがあった。これらは本当にもったいないので、下線漏れ・属性名の転記ミスがないかざっとチェックする作業は必要だろう。
- 次に、本文を読む際、”こと”についてはトランザクションなので、マスタ系を解いてるときはマークして後から読む、というテクは覚えておいても良い。
- 次に、ER図を書く際、「2つの表が同じ主キーを持っているときは、単位が同じなのでリレーションは本文中に特記が無い限り1:1」というテクも覚えておいても良い。
- 次に、受注・生産・発送などの一連の業務の流れは抑えたり、在庫はシンプルに「どこで、何を、どれくらい」管理する、など業務の基礎は理解しておくと良い。
- 最後に、新パターンの問題においては3原則を覚える。①「何をしたいのか」と「何を求められているのか」の理解がまず重要、②「何をしたいのか」は図を先に見て理解するのが鉄則、③「何を求められているのか」は具体的な図で把握・解くのが鉄則
問題118(SQL確認ドリル)
問題文
- web_logテーブルから、月別のセッションでトップ3を求めてください。
- 結果テーブルは、月(month)とセッション(session)の2カラムとします。
- なお、セッションはユニークな「cidとsession_countの組み合わせ」で数えてください。
- ただし、月については2017年1月、2018年1月のように同じ月であれば年を問わず合算してください。
- また、月は「January」「February」など完全な月の名前で表示してください。
fomat_datetime, concatのおさらい
- まず、「月別に」とあるのでgroup byを用いると考える。
- この際、format_datetime(“%B”,date_time)として、完全な月の名前を取り出す。
- なお、「cidとsession_countの組み合わせ」はconcat関数で結合する。
- 具体的には以下のとおり。
考察
- データベーススペシャリスト資格について。午後試験対策としてR2午後2問2の振り返り・研究を行い、新しい原則やテクを整理した。また、SQLの確認ドリル(web_logテーブルから、月別のセッションでトップ3を求める)を解いた。
- キャリアコンサルタント資格について、求められる倫理の一部を学んだ。当資格が名称独占資格の国家資格であることからも、法律の定めを遵守することは勿論のこと、自分で考えて誠実に行動するという倫理感が求められることは納得的だ。時代の変化もふまえ常に考えをアップデートしていきたい。
考察のシンプル化と英訳(練習中)
- I feel ethics is what I must think by myself. and this process is worth.
- (倫理は自分で考えるもので、そのプロセスに価値があると思います)
参考資料
- 集中演習 SQL入門/木田和廣/株式会社インプレス
- 2022年度版 ALL IN ONE パーフェクトマスター データベーススペシャリスト/TAC
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