この記事は「データベーススペシャリスト資格に興味はあるが、どのようなものか?どう学ぶのか?」という方向けに、具体的な内容と私自身の挑戦ログをお伝えする。学び中の方や、これから学ぼうとされる方の参考になれば幸いだ。今回は知識およびSQL(確認ドリル)について書く。(SQLはGoogle Big Queryに準拠)
また、考察においてキャリアコンサルタント資格の挑戦ログについても記述する。
実技演習(午後試験アウトプット)
実際にやってみた結果(メモ)
- まず、午後1試験対策として令和2年度午後1を初見で解いた。
- 結果として、正答率はまずまずであったが、やはり時間がシビアであった。
- よってこのあたりから、プロセスに加えて、時間配分も意識した実技練習に切り替える。
- 時間内に解く工夫は、凄くシンプルに言えば「慣れ」だろう。
- ただ今までの学びを総合すると、大きく3つのポイントがあると思われる。
- まず一つ目は、「設問を先に読み、問題のパターンを把握し、どの設問に本文のどこが紐づくかアテをつけること、そして設問直前の注意点を読み、想定どおりか確認しておくこと」。いわゆる回答計画である。
- 次に二つ目は、「たとえば概念データモデルの完成なら、まずER図とスキーマの下見を行い(それだけで回答が埋まる部分があることと、エンティティ名を大まかに意識すること)、次に回答計画でアテをつけた本文部分を前から順に読んでいきエンティティ・ER図を参照していき(かなり綺麗に整列されているので、その区画に情報は集約されている)…」という試験のクセの把握である。
- 最後に、「十分に知識を持ち、試験のクセも把握し、計画に基づきやれている」と確信をもって解いていくことだ。これが無いと、時間制約があるなかで不安が募りパニックになる。すなわち確信・冷静回答である。
- 思い出してきたが、十分な練習と平常心はどの試験区分でも大事。「ここまで練習したのだから、その通りにやれば確実に解けるはず。解けない場合、他の人も分からないのだからこだわりすぎない」という気持ちも大事。(目的は6割の取得なのだから。設問2や3のほうでも、ER図やスキーマだけから簡単に答えが見えるものもある)
- そして、この学びを整理したうえで、平成31年度問1を2回目解答。プロセスを重視し、第三者に教えるように解説を加えながら解いていく。結果として、40分以内に満点解答できた。
- 引き続き、プロセスと時間配分の実技練習を1日1回続けていき、本番の自信につなげていく。
問題113(SQL確認ドリル)
問題文
- web_logテーブルから、メディア(media)別のページビュー数を取得してください。
- ただし、対象となるwebページは「/prod/」ディレクトリは以下を除きます。
- 結果テーブルはpageviewsの降順で表示してください。
group by, countのおさらい
- まず、メディア別にgroup byで束ねることを考える。
- ただし、一部条件を除外するためwhere 列名 not like (条件)を使用する。
- 具体的には以下のとおり。
考察
- データベーススペシャリスト資格について。過去問を午後1は5問、午後2は3問解き、解答プロセスは概ね確立したので、次は”時間配分も意識した実技練習”フェーズに入ることにした。また、SQLの確認ドリル(web_logテーブルから、メディア別のPV数を取得、ただし「/prod/」を含むページは除く)を解いた。
- キャリアコンサルタント資格について、人事管理の基礎を学んだ。企業は「経営目標を達成するためにヒト・モノ・カネ・情報の4要素を有効活用」する一方、労働者一人一人への感情や生活への配慮も求められる。この難題と対処の事例は、きわめて重要なテーマだと感じる。
考察のシンプル化と英訳(練習中)
- “people” are one of company’s work resource. but, they live own life.
- (”ヒト”は会社の労働資源の一つです。しかし、彼らは自分の人生を生きています)
参考資料
- 集中演習 SQL入門/木田和廣/株式会社インプレス
- 2022年度版 ALL IN ONE パーフェクトマスター データベーススペシャリスト/TAC
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