この記事は「データベーススペシャリスト資格に興味はあるが、どのようなものか?どう学ぶのか?」という方向けに、具体的な内容と私自身の挑戦ログをお伝えする。学び中の方や、これから学ぼうとされる方の参考になれば幸いだ。今回は知識およびSQL(確認ドリル)について書く。(SQLはGoogle Big Queryに準拠)
また、考察においてキャリアコンサルタント資格の挑戦ログについても記述する。
実技演習(午後2アウトプット)
実際にやってみた結果(メモ)
- 午後2試験対策として、平成31年度問2(論理設計)を実際に解いてみた。
- 今回はそのなかでも、「ER図とスキーマの完記(マスタ)」を扱う設問1の前半を解いた。
- 結果として、約30分ほどで解答は完了し、8割以上は合っていた。誤ったのは連関エンティティに関するリレーションの一部のみであった。
- やはり実技力(記述を丁寧に読みER図・スキーマを埋める習慣)が重要と再認識。
- そして”習慣”なので毎日続けることが重要とも考える。
- よって、今後も「1日1回の実技」は欠かさず行うようにしたい。
(参考)IPA令和2年度 午後2 問2の講評(平成31年度 午後2 問2も要旨は同じ)
- 状況記述を丁寧に読み、エンティティタイプ間のリレーションシップや求められる属性を検討する習慣を身に着けてほしい。
- また、対象領域全体を把握するために、全体のデータモデルを記述することが重要である。
問題110(SQL確認ドリル)
問題文
- salesテーブルから、販売した年別の顧客数を求めてください。
- 結果テーブルは、年(year)と顧客数(users)の2カラムとして、年の昇順に並び替えます。
format_datetime, group by, countのおさらい
- まず、”年別の”という記述からgroup byで束ねることを考える。
- ただし、salesテーブルは販売日時(date_time)をdate_time型で保持しており、年単位ではない。
- そこで、format_datetimeの引数を”%Y”に指定して西暦のみ抽出する。
- 最後に、countを用いて顧客数を求める。また、order byを用いて並び替えを行う。
- なお、うっかりミスで最初にSQLを記述したとき、countでなくsumを用いて膨大な値が出てしまった。注意したい。
- 具体的には以下のとおり。
考察
- データベーススペシャリスト資格について。今回は午後2対策として平成31年度問2の設問1を解き、文章を丁寧に読みER図・スキーマを埋める”習慣”の大切さを再認識した。また、SQLの確認ドリル(salesテーブルから、販売した年別の顧客数を求める)を解いた。
- キャリアコンサルタント資格について、リカレント教育や支援助成金等を学んだ。私自身も「専門実践教育訓練給付金」制度を活用するため「ジョブカード」の作成を通じ、職務経歴や資格などの過去と現在を見える化し、強みや価値観を元に未来の構想を書き出したため、なじみ深いものであった。
考察のシンプル化と英訳(練習中)
- I write the past and the present and create the future.
- (私は過去と現在を書き出し、未来を作る)
参考資料
- 集中演習 SQL入門/木田和廣/株式会社インプレス
- 2022年度版 ALL IN ONE パーフェクトマスター データベーススペシャリスト/TAC
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