この記事は「データベーススペシャリスト資格に興味はあるが、どのようなものか?どう学ぶのか?」という方向けに、具体的な内容と私自身の挑戦ログをお伝えする。学び中の方や、これから学ぼうとされる方の参考になれば幸いだ。今回は知識およびSQL(確認ドリル)について書く。(SQLはGoogle Big Queryに準拠)
また、考察においてキャリアコンサルタント資格の挑戦ログについても記述する。
実技演習(午後2アウトプット)
実際にやってみた結果(メモ)
- TACの午後2実力テストについて、実際に解いてみた。
- このテストは「本試験の問題を予測して出題」するものでなく、「今までの講義の学びを定着するための出題」と認識している。
- ここでは午後2の特徴・気づき・対策についてメモする。
- まず、やはり問題の分量が多い。午後1は1問本文4~6ページだったが、午後2は本文が15ページほどになる。(要する時間が午後1は1問40分、午後2は120分なので、当然なのだが)
- ただ、少なくとも午後2実力テストでは「ER図とスキーマの完成(マスタ)」「ER図とスキーマの完成(トランザクション)」の2部構成であり、前者(マスタ)の配点が62点だった。
- また、前者(マスタ)だけであれば精緻に見るのは4ページであった。かつ、前者(マスタ)がきちんと理解できていないと、後者(トランザクション)も解けない構成であった。
- つまり対策として「ER図とスキーマの完成」を丁寧にやること。パターンであり得点しやすいこと、これを確実に取れば得点も多いこと、これを丁寧にやっても時間は大丈夫なこと、これを適当にやっても後半がうまくできない懸念があること…などが理由だ。
- 次に、本試験では集中力切れの懸念がある。午前2・午後1と乗り越えて、さらに120分も行うからだ。しかも午後1の話と、午後2の話を混同するリスクもある。
- ただ、キモとなる「ER図とスキーマの完成(マスタ)」はやはりパターン問題で、1行づつ丁寧にやれば十分対処できるもの。つまりパターン化し、トレーニングして体に馴染ませることが大事。
- 最後に、やはりトレーニングをするうえでミスや知らないことは出てくるので、しっかり振り返り見返せるようにしておくこと。
- 引き続き、知識はもう十分なので、アウトプットと振り返り中心の学習を行っていく。
問題108(SQL確認ドリル)
問題文
- salesテーブルから、2019年に販売された商品ID(product_id)が「5」の商品の販売金額(revenue)の合計はいくらか求めてください。
- カラム名はsum_revenue_5_2019とします。
where, between, sumのおさらい
- まず、”2019年に販売された”という記述からwhereとbetweenで絞ることを考える。
- 次に、”商品IDが5の”という記述は、where句のandで繋げて絞ることを考える。
- 最後に、販売金額の合計ということでsumを用いる。
- 具体的には以下のとおり。
考察
- データベーススペシャリスト資格について。今回は午後2問題のアウトプット演習を行い、問題の特徴・気づき・対応方針について整理した。また、SQLの確認ドリル(2019年に販売された、商品IDが「5」の商品の販売金額の合計)を解いた。
- キャリアコンサルタント資格について、キャリア理論の一部を学んだ。とくにサニィ・ハンセンの「4L(愛・労働・学習・余暇)」は興味深い。四角のなかに4つの要素の配分を図示するもので、自分にとって大事なことが何で、違和感を感じている部分をどう変えていくか、考えるきっかけになるからだ。
考察のシンプル化と英訳(練習中)
- Love, Labor, Learn, Leisure. The distribution of the four elements makes me think about my life.
- (愛、労働、学び、余暇。4つの要素の配分は、自分の人生について考えるきっかけになります)
参考資料
- 集中演習 SQL入門/木田和廣/株式会社インプレス
- 2022年度版 ALL IN ONE パーフェクトマスター データベーススペシャリスト/TAC
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