この記事は「データベーススペシャリスト資格に興味はあるが、どのようなものか?どう学ぶのか?」という方向けに、具体的な内容と私自身の挑戦ログをお伝えする。学び中の方や、これから学ぼうとされる方の参考になれば幸いだ。今回は知識およびSQL(確認ドリル)について書く。(SQLはGoogle Big Queryに準拠)
また、考察においてキャリアコンサルタント資格の挑戦ログについても記述する。
実技演習(午前2アウトプット)
実際にやってみた結果(メモ)
- TACの午前2実力テストについて、実際に解いてみた。
- このテストは「本試験の問題を予測して出題」するものでなく、「今までの講義の学びを定着するための出題」となる。
- よって、過去問からの再掲はなく、かわりに知識の総ざらいをすることができる内容となる。
- 結果、講義で学んだ部分(概念データモデル、スキーマ、正規化、多重度、SQL、関係演算、ACID特性等)はほぼ全て正解できた。
- 誤ったのはセキュリティに関する初見問題が中心で、これらも本試験の予測というより、本質的かつ漏れ勝ちなカバーリングの意味合いが強い。
- 以上から、知識はもう十分であり、あとはアウトプットと振り返り中心の学習とする方針は問題なさそうだ。
- ただ、あえていえば知識の定着として、「SQL集中演習」・「データベースのきほん」も再読しておくのが良さそうだ。
- FULL OUTER JOINなどSQLの基礎や、シェアードナッシングの仕組みのようなアーキテクトに係る部分でやや記憶があいまいな部分があったので。
問題106(SQL確認ドリル)
問題文
- salesテーブルにて、商品ID(product_id)が「1」、個数(quantity)が「1」で値引き販売(is_properがfalse)されたレコードは記録ミスだということが判明しました。
- 実際には、それらのレコードは定価である1個あたり2,000円で販売されていました。
- 販売金額(revenue)を修正し、テーブル全体の販売金額の合計を取得してください。
- 結果テーブルのカラム名はmodified_sum_revとします。
サブクエリのおさらい
- まず、上記記録ミスの対象をwhere句で絞り込むのは容易。
- そこで、絞り込んだものについて定価(2,000円)との差額を総計し、これをサブクエリにする。
- そして、総計にサブクエリの結果を足し込めばよい。
- 具体的には以下のとおり。
if文のおさらい
- なお別解として、ifを用いて記録ミスの対象であれば2,000円、そうでなければ記録値(revenue)を用いるという記述方法もある。
- 具体的には以下のとおり。この問題はこちらの方がシンプルに記述できる。
考察
- データベーススペシャリスト資格について。今回は午前2問題のアウトプット演習を行い、今後の学習戦略を再調整した。また、SQLの確認ドリル(salesテーブルにおける、「商品ID=1で販売個数=1で割引販売」したものを2,000円の定価に修正したうえでの総販売額)を解いた。
- キャリアコンサルタント資格について、キャリア理論の一部を学んだ。とくにエドガー・シャインの「キャリア・アンカー」は興味深い。職務経験を通じて培う”譲れない価値観やセルフイメージ”のパターンであり、自分らしい人生を生きるうえで参考となるからだ。
考察のシンプル化と英訳(練習中)
- I thing values and self-image are important. because it will be my anchor when making big decisions.
- (価値観やセルフイメージは重要だと思います。それは大事な決定をするときのアンカー(錨)になるからです)
参考資料
- 集中演習 SQL入門/木田和廣/株式会社インプレス
- 2022年度版 ALL IN ONE パーフェクトマスター データベーススペシャリスト/TAC
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