この記事は「データベーススペシャリスト資格に興味はあるが、どのようなものか?どう学ぶのか?」という方向けに、具体的な内容と私自身の挑戦ログをお伝えする。学び中の方や、これから学ぼうとされる方の参考になれば幸いだ。今回は知識およびSQL(確認ドリル)について書く。(SQLはGoogle Big Queryに準拠)
また、考察においてキャリアコンサルタント資格の挑戦ログについても記述する。
実技演習(物理設計)
実際にやってみた結果(メモ)
- H31年度春期午後2問題問1の設問2・3について答え合わせ、研究を行った。(物理設計問題としては2問目)
- やはりイチからの構築ではなく、基礎知識と読解力を要する認識。
- とくに基礎知識はSQL、読解力は「文章と図や表を駆使する」推論・イメージ同定などが求められている印象。
- また、設問をしっかり読んで、要求事項に答えることは必須。たとえば「ER図で0か1かを含む記述の要否」「主キーや外部キーの下線ルール」「SQLの記述法(大文字で書く、必要に応じ’で囲む)」「”本文中の表現を引用して答えよ”と指示があれば従う」など。
- 基礎知識は一通り学んだため、過去問や実力テストなど解いてアウトプットを通じてトレーニングを行う。
- 基礎知識について、これ以上のインプットは原則不要とする。やるとしても、今までのおさらい。
- なぜなら、例えば追加でやるとしたら「物理設計系の問題を、TACの午後問題パターン集で学ぶ」が考えられるが、このようにテーマで切り出すと結構時間を要する。
- しかし、私の戦略は「午後1も午後2も論理設計で戦う。SQLが比較的得意なので、午後1でもう1問選ぶなら物理+SQLを選ぶ」なので、もうアウトプット中心のトレーニングに切り替えた方が効果的。
- この戦略においてであれば、物理の学習は今までやった最低パターンの見直しレベルで十分と思われる。
問題105(SQL確認ドリル)
問題文
- customersテーブルから、都道府県(prefecture)が千葉県の女性顧客の平均年齢を求めてください。
- 年齢は2019年12月31日時点の満年齢とします。結果テーブルのカラム名はavg_ageとします。
date_diffのおさらい
- まず、”都道府県が千葉県の女性顧客”の絞り込みはwhere句で行う。
- 次に、date_diffを用いて、2019-12-31と各行の誕生日との差を年単位で求める。
- 最後に、その結果をavg関数で囲んで、平均を求める。
- 具体的には以下のとおり。
考察
- データベーススペシャリスト資格について。今回は物理設計の午後問題2問目を一部振り返り、今後の学習戦略を再調整した。また、SQLの確認ドリル(customersテーブルにおいて、都道府県が千葉県の女性顧客の平均年齢を求める)を解いた。
- キャリアコンサルタント資格について、キャリア理論の一部を学んだ。とくにクランボルツの「計画された偶然理論」は興味深い。多くの成功者が「偶然(たまたま)を成功に繋げている」ことに着目し、偶然を意図的に起こす秘訣を整理したもので、人生を楽しく生きる前向きな力を感じられるからだ。
考察のシンプル化と英訳(練習中)
- I think it’s important to think of it as an opportunity to learn and to take action first.
- (学習の機会としてそれを捉え、まずはやってみることは重要だと思います)
参考資料
- 集中演習 SQL入門/木田和廣/株式会社インプレス
- 2022年度版 ALL IN ONE パーフェクトマスター データベーススペシャリスト/TAC
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