データベーススペシャリスト資格|2022年10月挑戦ログ 7月5日|DB基礎知識(午前2過去問・正規形)|SQL(確認ドリル)

高度IT・基礎知識

この記事は「データベーススペシャリスト資格に興味はあるが、どのようなものか?どう学ぶのか?」という方向けに、具体的な内容と私自身の挑戦ログをお伝えする。学び中の方や、これから学ぼうとされる方の参考になれば幸いだ。今回は知識およびSQL(確認ドリル)について書く。(SQLはGoogle Big Queryに準拠)

過去問(午前2・正規形)

きっかけ

  • 前回、正規形について復習したため、午前2過去問でアウトプットする。
  • なお、今回取り上げるのは比較的難しいもの。殆どの正規形に関する問題は第3正規形までが問われるので、そちら中心でOK。

問題

  • 第1正規形から第5正規形までの正規化に関する記述のうち、適切なものはどれか(R3問5,H31問7,H28問8)

選択肢の検討

  • ア「正規形にする分解は、全て関数従属性が保存される」→×。第1正規形からボイス・コッド正規形までは関数従属性の観点で行うが、第4正規形・第5正規形はそうでない(意識しない)ため
  • イ「正規形にする分解は、全て情報無損失の分解である」→×。第4正規形からは多値従属の分解であり、情報無損失(自然結合で元の表が復元できる)とは言えないため
  • ウ「第3正規形までは、情報無損失でかつ関数従属性保存の分解ができる」→〇。これが最低限覚えておくべき概念
  • エ「第4正規形から第5正規形への分解は、自明な多値従属が保存される分解である」→×。これはボイス・コッド正規形から第4正規形への話なので

注意点

  • 午前2問題のポイント。「高度試験」なので、概念や知識を用いて推論する点。
  • 例えば今回の問題も、そのままでは「知らない、習ってない」となってしまうが、それでは殆どの問題に対応できない。
  • 大事なのは、基本を理解し、自分の頭で考えて解くこと。(わかり辛ければ、実際に具体例や表を書いて納得できるまでトライすること)
  • これを理解していれば、過去問の部分流用で少し変えられても、新規問題であっても対応できる。

問題056(SQL確認ドリル)

問題文

  • 「customers」テーブルから、「川」で始まる顧客名(user_name)と、誕生日(birthday)を取得してください。
  • 結果テーブルは年齢の高い順に並び替え、上位3人に絞り込んで表示してください。

likeのおさらい

  • whereと組み合わせてつかうlikeは、曖昧な文字列での絞り込みを行える。
  • 今回は「川」で始まる顧客名なので、引数には「”川%”」と記述する。
  • 具体的には以下のとおり。

考察

  • データベーススペシャリスト資格について。今回は正規形について過去問で復習した。暗記と併せ「基礎を元にした推論」も意識し、過去問改変や新規問題にも対応できるようにしたい。また、SQLの確認ドリルを解いた。(特定文字を含む顧客名の抽出)
  • 考察。副業の準備または強化のため資格取得を検討するとき、コスト(お金や時間)とリターンのバランスは重要だと思う。とくにリターンは「自分の価値観や専門性に合うか」や「取得後にどう活かせるか」も検討しておきたい。たとえば学び仲間と資格取得後も切磋琢磨できれば、それは大きなリターンだ。

考察のシンプル化と英訳(練習中)

  • I feel friends learning together is important. even if after qualification acquisition.
  • (一緒に学ぶ友達は重要です。資格取得後であっても)

参考資料

  • 集中演習 SQL入門/木田和廣/株式会社インプレス
  • 2022年度版 ALL IN ONE パーフェクトマスター データベーススペシャリスト/TAC
  • 大人の週末起業/藤井 孝一/株式会社インプレス

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